2023/02/04 (土) に釧路工業高等専門学校にて開催されたNITほんわかんふぁ vol.4 in 釧路に参加しました。

画像はイベントページからの引用です[^17]

なぜ函館の人間が釧路にいるのか?

千歳市に公立千歳科学技術大学(以下cist)があって、そこのLTサークル、cistLTが学校祭でLTを開催しました。 (これが10月の話)
これをTwitterのタイムラインで見た自分は「勉強会開きてぇ!」となったわけです。
はこだて未来大学にはMariners' conferenceという非公式LTサークルがあり、そこでこんなことを提案しました。

その後(他のメンバーとの思想の違いなど)色々あって自分はLT会の運営から降りることになり、今回釧路に行った他の2人、特にぺるき(@PerukiFUN)に運営を任せることになったわけですが、もともと開催が予定されていた12月上旬~中旬に釧路でLT会が開かれる可能性が出てきました。

そこでバカが一言

ということで、函館からこのLT会に参加しようとする人間はみんな揃って釧路に行くことになりましたとさ。1

バカの考えた旅程

月日 距離(km)
2/3 函館 札幌 286.3
2/3 札幌 南千歳 44.0
2/3 南千歳 篠路 55.8
2/4 篠路 札幌 11.8
2/4 札幌 釧路 391.9
2/5 釧路 篠路 403.7
2/7 篠路 函館 298.1
      (Sum) 1491.6

これの上3つは1日で、札幌↔釧路は1泊2日でやってます。バカ?2

千歳に突撃

迷惑すぎる。

YoureinとJugesuke(@jugesuke)は割と早い時間の特急にのって札幌まで移動する予定を立てていたので、その途中に千歳によっていのま(@iNoma_main)くんに会えるのでは?という話になり、Jugesukeがお伺いを立てたところ、cistにお邪魔することになりました。

で、当日Jugesukeは寝坊したらしく、自分が札幌に2時間ぐらい早く着いたので、

いろいろやってました。

その後南千歳に移動する際に、cistの研究室の一つに訪問させていただけることになり、研究室の研究内容と研究の実演を見せていただきました。
HoloLens2を用いて家庭内ネットワークの構築体験できるというものです。

どこまでこの情報を公開していいのかわからないので、研究室の方がデモ動画とおっしゃっていた動画のスクリーンショットを2枚載せておくことにします。3

突然の訪問に応えてくださったいのまくんと山川先生、ありがとうございました。

ほんわかんふぁ vol.4

大学生になってから外部の学術機関にお邪魔することは釧路高専が初めてになるだろうと思っていたのですが、cistに前日お邪魔したためなんか…

未来大勢のはなし

そんなこんなで勉強会が始まり、未来大から来た3人が最初に発表することになりました。

(一番最初のLTが一番狂ってる)

自分は最近作ったRust製のCLIツールについて話しました。(主にOAuthつらいよねって話だけど)
実演に失敗するみたいなことをやらかしたんですけど、発表が終わったあとに動かしたら普通に動いたんで、ガチでレアなケースを引いたらしいです。やはり客先でプログラムは動かなくなるもの。

(スライドの最初のページは目を引くことができるように色々試してみてるんですが、やっぱり普通にvertically/horizontally centeredな横書きの文字列がいいのかな)

外部の人がいる中でアルゴリズムの話以外をしたのは初めてなので4、いまいち話のまとめ方がわからなかったですが、面白かったので次回もなにかモノを作った話をしたいですね。

釧路勢のはなし

なんか参加してた釧路勢が全員発表したみたいでびっくりしました。

原神のパーティー構成に関する発表が連チャンで来たりして「大人気コンテンツじゃんすご」とか思ってたんですが、あとから聞いた話によると「サンプルのスライド」が原神だったとかなんだとか。(1週間以上経ってるのでちょっと正確な話は忘れましたが)
ただ、そんななかでもソフトウェアルーターやステガノグラフィーに関する話をしている人もいてすごいなーと思いました。5
ステガノグラフィの発表はpng画像に情報を埋めるという話でしたが、そこで「多分jpegでもできると思うんですよね(答えは知ってる)」という質問をしたのは申し訳なかったと思います。

Yourein/Pmusic - GitHub

以前にmp3ファイルに埋め込まれたアルバムアートワークをバイナリから抜き出すというコードを書いたことがあって、そこでpngもjpegも扱う必要があったので、ある程度ファイルの構造は知っていたんですね。

他にもグラフ理論の話をしている人がいたり6、Wiresharkでパケットの解析をしたりしている人がいたり7と面白い発表がたくさんありました。

8

補集合の人たちの話

他にも何人か人々が来ていて、函館高専の教員の方がいらっしゃっていたのが衝撃でした。なぜ?
高専プロコンのシステムの話や

セキュリティのガチプロの方のお話を聞くことができたのがめちゃくちゃ良かったですね。

他にも3年以上前の勉強会に関する情報を聞けたり9

飯情報

飯情報です。

レストランバーMiNaMi - ホットペッパーグルメ

懇親会でも様々面白い話がありました。高専内のネットワークの話とか、未来大でVPNを刺したら放学になる可能性があるという話10とか、学校で使っているSAML認証を自分たちのアプリケーションに組み込みたい人たちとかの話とか11


飯情報12です

こっちに関してはお食事の写真を持っておりません(忘れてました)。
ここでも面白い話をたくさんしましたが、どこまで書いていいのかが怪しいので何も書かないことにします。

唯一、

これを載せておきます。

宿情報

快活クラブって、知ってます?

禁煙のブース席が埋まっていて、「マッサージチェア席なら空いてますが…」となった結果マッサージチェア席になりました。13
リクライニングできるじゃん!と思って喜んだのもつかの間、リクライニングしようとするとマッサージを始められ、望まない施術を受ける患者となりました。14
僕は患者に望まない施術を行う機械を絶対に許さない

結局マッサージチェアの電源を切って、ちょっとだけ寝て、5:40くらいに出ました。

帰札

歩くよ

歩いたよ

釧路のLT会までカスのような生活を続けてきた15結果、めちゃくちゃ疲れていて、「早めに実家に帰ろう…」という気持ちで始発特急に乗りました。
今思うと自分もMOOちゃんを買って帰るべきだったと思います。

左の恐竜がMOOちゃんです


ところで始発特急で札幌に帰って何をしたのかというと、

音ゲーをしたり、

オタクをしていました

思ったこと、さまざま

釧路高専は、良くも悪くも未来大にはいない感じの人がたくさん集まっていて(特に今回のLT会では)、良かったなぁと思っています。もちろん、あの場にいた人たちは釧路高専の中でもかなりアレな人たちだと思うんですが、未来大とはアレの方向性が違う気がします。16前の文の注釈にもあるように、未来大はどっちかというとソフトウェアの部分で色々やる大学なので、どうしてもハードウェアやネットワークなどは肩身が狭くなりがちです。17そんな中で様々ネットワークの話や、理論の話を聞けたのは自分としてはかなり新鮮で良かったです。

と、自分は様々おもしろ体験ができたので良かったですが、釧路の人たちに何かを提供できたかと言われると自分はあんまりできていないなぁと思い、ちょっと反省しています。
自分の今回のスライドも勉強会というよりも「こんなことやったよ~」の進捗報告に等しいものでしたし、なにか新規に人が学べるような内容を盛り込めていなかったのも心残りです。スライドは発表の3日前くらいには完成させておこう!18

ところで、

知っている世界が狭すぎる。
現に、

こんなご意見を現役高専生から頂いており…19

ところで、上のツイートの返信元でもありますが、

こういう印象があります。後期にLinuxをメインのOSとして講義を受けていた人間を僕以外に1人しか知りません。20最初は自分が社会性を欠いていただけ21なのかと思っていたのですが、前期の情報表現入門22が中盤に差し掛かったあたりで、「あ、この人達は本当に今までコンピューターやプログラムに触れてこなかったんだな」ということを思ったりしていました。たまに同期から「(Youreinは)プログラミングすごいよね」と言われることがありますが、自分はプログラマとして下の下なので23、参考にするならもっとすごい人を参考にしてほしいです。24

次回予告

次回予告も何も、そもそも次にいつそういう発表(登壇?)をする機会があるのかわかりません。
直近2回の登壇が、あんまりいい発表をできていないので、次はちゃんと力入れてやりたいです。そもそも、日常的に何らかの活動を行っていないのが原因ですね…25
直近、後期はアルバイトに大学の課題26、それ以外は寝てて…みたいな生活を送っていたので、本当に虚無だったのがとても心苦しいです。27

それはともかく、次は何の話題にしようかな。
たまにはハードウェアなんていじってみたりしますか?

  1. オンラインでの参加を検討していた人もいたような気がするんですが結局(どちらでも)参加しなかったのかな 

  2. 篠路とかいう田舎まで乗っているのは、僕が実家への帰省をこの旅行にくっつけたからです 

  3. 問題があれば削除しますので、@Yourein1または@Yourein@misskey.ioまで 

  4. ゆるはこではナップザック問題と部分和問題の話、ゆるちとせではバグらせない二分探索の話をしました 

  5. 高専という環境なので忘れがちですが、高専1年生は一般的な高校1年生と同じわけで、すごいよねという気持ちに 

  6. 自分もなんとなくグラフ理論をかじっている人間なので、かなり面白いものが見れて良かったです 

  7. なんかYAMAHAのルーターも持ってきてたし 

  8. このスライドは本題の前の導入みたいなものなので本質部分ではないです… 

  9. こういう情報、なかなか言語化された状態で残っていないので、かなり貴重ですよね 

  10. あくまでも噂話です 

  11. まだ未来大1年生が学外とメールの送受信ができなかった頃に同じようなことを企んだことがあり、「まさかこんなところで話が合うとは…」と思いながら話していた記憶があります 

  12. つまり二次会ってことですね 

  13. 喫煙のブース席は空いていたのですが、自分は20歳未満であるため、喫煙エリアに入室ができないんですね 

  14. ジャンバーの上からマッサージ玉が動き回る感覚は割と面白かったです 

  15. 例えばバイトのあと徹夜してゲーセンに行ったり 

  16. 未来大でそもそもネットワークをめっちゃやってる人とかそんなに見ないですし、逆に釧路高専で機械学習とかバリバリ!って人もそんなにいないんじゃないかなと思います。そういう学校の雰囲気によって形成される方向が変わるというのはありそうだなぁと思っていました 

  17. (自分も含めて)ほそぼそとやってる人はいますが、そもそも大学に入るまで電子回路もプログラムもいじったことがなかった!という人が多いのと、カリキュラムがソフトウェア寄りなのが要因だと思います 

  18. 三日前というと、今回発表したソフトウェアを作り終えた日なんですよねこれが 

  19. 寮生活だとデスクトップPCを持つことも難しいと思うので、やっぱりWindowsの軽めでそこそこスペックが乗ったゲーミングノートが一番良いのかという気がしてきますね 

  20. 共に釧路に行ったぺるきのことです 

  21. Windowsに適応しており、リテラシーとしてMacやLinuxを扱うことができ、むしろMacやLinuxに固執しているような人間と一線を画す存在を「社会性を備えた」と呼んでいます。 

  22. 未来大に入って初めてプログラミングが絡んでくる講義です。Processingを用いて、ゲームを作ったりする講義です 

  23. どういう文脈で「プログラマとして下の下」という発言をしているのかという話ですが、自分が普段使っている言語の仕様を特に深く知っているわけでもなく、(それが流行っていても流行っていなくても、)何らかのアーキテクチャやファイル構造などを生かしてプログラミングができていない。行き当たりばったりでプログラミングをすることが非常に多く、ソフトウェアを作る側の人間としては様々重大な問題があるという文脈です 

  24. つらいぜ 

  25. やりたいことは結構いろいろあるんですが、時間と金銭面の問題からずっと保留になっているものが2つ3つくらいあります。 

  26. 2022/12/16~2023/01/15の間、105時間アルバイトをしていたらしいです。補足しておくと、オンラインのアルバイトではなく、普通に店舗で重いものを持ちながら接客をする仕事です。 

  27. 同期で活動的な人のツイートとか見たくなくなるんですよね。つらくなるので。